オリンピックやコロナ禍に振り回されているうちに炎暑が終わり、いつの間にか秋も半ばになっている。ワクチン接種、マスク、自粛強要のご時世にあっては、季節の移ろいに浸る気にもならない。

毎日が落ち着かない。今の、世の中が何かがおかしい。腑に落ちないことが多い。自粛と殺菌、マスクとワクチンを強制する風潮が息苦しい。政治家(政治屋)、専門家(御用学者)、マスメデア(マスゴミ)の言動が怪しい。意図的に人心を混乱させ、いたずらに不安や恐怖を煽っているようにしか思えない。

WHOによる新型コロナパンデミック宣言(2020年3月11日)

本来、危険な法定伝染病(2類)が流行した場合、隔離されるのは感染者のはず。新型コロナ(2類)の場合は、逆で、感染していない健常者に外出禁止令を出し、自宅軟禁のようなことを強要している。その他、感染対策としてマスク、手洗い、ウガイ、三密、そしてワクチン接種である。主観を述べれば、いずれも科学的根拠のないものばかりである。いつの世も、人は常に思い込みによって支配されている(ナチス政権下のドイツ国民のように)。恐怖に陥ると、当たり前のことが感じられなくなる。

ここで、心を落ち着かせ、丹田(へそ下9cm)に意識を集中。直観を働かせ、頭をフル回転させると、見えてきたものがある。

新型コロナウイルスはテレビウイルス

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)宣言から約1年半経過したが、未だにテレビや新聞では感染者の拡大が報じられている。しかし、報道では、新型コロナによる死亡者数、最も重要な致死率に関する数字は、スミにおかれ、感染者の増加が死亡者数の拡大につながっていないことを巧みに隠しているように見える。

毎日、発表され感染者は、PCR検査による陽性者および疑陽性者の数である。欧米における感染学の専門家は早くから、PCR検査の精度に疑問を投げかけていた。

日本では、PCR検査の結果、陽性となると即、感染者の扱いを受けるが、これは間違いである。

PCR検査のメカニズムの説明は、煩雑なので省略するが、一番、問題になるのが交差反応である。交差反応とは、他のウイルスにも似たような遺伝子配列があり、検出感度によって他の似たようなウイルスも拾ってしまう現象のことである。

Aウイルスの検査でBウイルスも感知してしまう程度の精度である。PCR検査の方法は鼻から綿棒を刺してこすり取る。最近は唾液を使っても検査をしてしいる。

変異が多いウイルス、普遍的なウイルスであればあるほど交差反応が起きやすい。政府寄りの専門家ですら、PCR検査の精度に問題上があり、しっかりやっても合成がきちんとされないといっている。

PCR検査キットのメーカはこのようなことを知っているから、キットの注意書きには、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、マイコプラズマ、クラミジアその他のウイルスの干渉を受けると書いてある。つまり、PCR検査キットは新型コロナウイルス以外のウイルスも拾ってしまうということだ。

「PCR検査」が正しく反応して、陽性という結果が出たとしても、新型コロナに感染していることにはならない。PCR検査の陽性と感染(発症)は全く違う。このことは、WHOもはっきり述べているし、厚労省の医務技術総括審議官が国会答弁で「PCR検査の陽性=ウイルス感染性の証明ではない」と答弁している。

「陽性」と「感染」を混同し、混乱する現象は、日本だけでなく世界中で起きている。

多くの人が新型コロナのウソ、新型コロナワクチンの危険性を訴えているが、結局、少数のためにかき消されている。そのような人が異口同音に叫んでいる。

「テレビを信じるな、メデイアを信じるな。テレビを消せ」という内容だ。

国民が新聞、雑誌、TVなどのマスコミを信じている割合は欧米諸国と比べて日本はとくに高い。年齢とともに割合が高くなっている。

これとは対照的に欧米諸国におけるマスコミへの信頼は、かなり低く、とりわけ英国では政府よりもマスコミの方が信用できないという結果が出ている。(アメリカ、など先進国7か国とミヤンマーを合わせた8か国を対象にした世界価値観踏査によると、日本ではテレビの信頼度は65%である。自衛隊81%、警察79%、裁判所78%、新聞、雑誌68%。アメリカのテレビの信頼度は30%。日本は先進国の中でもテレビや新聞への妄信度が高い、数少ない国といえる。

ここに大きな問題がある。パンデミック宣言以来、日本のマスコミの新型コロナウイルスの報道は、PCR検査の垂れ流し報道を始め、ウソばかりだが、それを信じ込む人が後を絶たない。テレビ、新聞こそが新型コロナウイルス騒動を助長し、新型コロナはテレビウイルスと揶揄されている所以である。

いつの世も政府と権力者はメデアと結託し、自分たちの都合のいい情報操作を行っているが、新型コロナ騒動で一気に感染爆発を起こした。

毎日、テレビに出てくる自称専門家と称しているのは、中立性とは程遠く、研究論文も発表していない御用学者ばかりである。

有象無象の専門家の説明を肚(丹田)で、受け止め、目を凝らし、耳を澄まして聞く必要がある。

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