ワクチン開発のためのパンデミック?
WHOのパンデミック宣言で始まったコロナ禍騒動は3年に及んでいるが事態はあまり変わっていない。
2019年12月中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる感染症は、同時多発テロのごとく、あっという間に全世界に拡散した。メディアは、連日、新型コロナウイルスの感染者や重症患者の数値を発表して恐怖を煽ってきた。
詳しい経過は省くが、この3年間で私たちの日常は急変した。成分不明のワクチンを強要され、幼稚園児から要介護の高齢者までマスクで顔を隠している。地球上でマスクをして徘徊している生き物は人間以外には見当たらない。まさに前代未聞の出来事である。
新型コロナウイルスの感染者や死者は実際のところ、年単位で見ると、インフルエンザの被害を下回っている。なのに、なぜ、世界中で大騒ぎになったのか。
マスコミが紹介しない欧米の一流のウイルス研究者の見解を紹介しよう。
今回のコロナ禍は自然現象ではなく、仕組まれた人為的現象である。目的は、ワクチンの開発と人体実験である。一流の研究者の常識である。
アメリカやヨーロッパで開発された新型コロナ対応の新しいワクチンには隠された秘密がある。新しいワクチンはmRNAワクチン(メセンジャーRNA)やウイルスベクターワクチンと呼ばれており、ウイルスのタンパク質の基になる遺伝情報の一部を人体に注射し、それに対する抗体などが体内に作られることにより、ウイルスに対する免疫ができる仕組みとなっている。
これまで使用されてきたワクチンは(不活化ワクチン、組み換えタンパク質ワクチン、ペプチドワクチン)ウイルスの一部のタンパク質を人体に投与し、それに対して免疫ができる仕組みだった。
mRNAワクチンの問題点
mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンではウイルスのタンパク質を作る基になる遺伝情報の一部を注射する。この情報を基にウイルスのタンパク質の一部が作られ、それぞれに対する抗体ができることでウイルスに対する免疫ができる。
新しいワクチンのどこが問題なのか。従来、遺伝子を人体に注入してきたのはDNAだけであった。DNAはmRNAに比べて反応性が低く、コントロールが容易であった。ところがmRNAは反応性が高く、どんな物質も結合したり、分解したりコントローが困難なため多くの科学者は人体実験をためらってきた代物である。暴れん坊であるがmRNAはこれまでの医学常識を変える働きがあることがわかっている。
mRNAを人体に注入できれば、ガンや難治性の治験に多大な効果が得られると考えられてきた。動物実験でガンや自己免疫疾患の治療効果が確認できているが、副作用の制御が分かっていない。ところが、新型コロナウイルスのワクチンの開発がmRNAの人体実験に格好のチャンスを与えることになった。こうなると、中国の武漢ウイルス研究所の設立目的も疑わしいもとのとなる。武漢ウイルス研究所のスポンサーはアメリカとフランスの製薬会社である。
フアイザー社及びモデルナ社のワクチンはmRNAワクチンである。新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだワクチンである。
欧米の製薬会社は新型コロナウイルスによるパンデミックを利用して、これまでためらっていたmRNA入りのワクチンの使用に踏み切った。
結果、mRNAは約10日で分解され、副作用は発表されていない。しかし、長いスパンで眺めるとナノ粒子化したワクチンが人体にどういう影響を与えるか不明である。
2003年に終了した国際的なゲノム調査において人体のDNAは2万2千個と確定したが、RNAの実態は不明で、数さえ特定できなかった。それ故、mRNAはジャンク遺伝子ともいわれてきた。
mRNAは質量がなく、素粒子である。ウイルスや遺伝子の実態はよく分かっていない。
テレビで新型コロナウイルスを拡大した写真を例にする。画面いっぱいに見えるコロナウイルスに比較すると、人間の細胞の一つは10階建てのビルに、人間の体は地球サイズに匹敵するといわれている。
ウイルスやmRNAのような極小サイズのものが細胞で何をするのかも分からない状態で現代の医学や医療は結果を求めて新しい実験に踏み切るのである。
何も知らされていない大多数の人々は新薬やワクチンのモルモットにされている。